ニート・フリーターでもどうにかなる人生

仕事だけが人生? そんなバカな!

10万時間の強制労働と、自由な低空飛行

人間は人生で10万時間も働いている!? しかも、望みもしないことを強制されるままに。確かにフリーランスの生活は厳しいかも。しかし、社会の奴隷として生きるのと、自由に低空飛行する生活…どちらが幸福でしょう。

日本人は、よく働き過ぎだと言われます。1年でならせば週の半分近くが休みという国も少なくない中、日本では平均的に週に5回の勤務を求められます。成人してからの時間は、ほとんど仕事と睡眠にしか使えない…そんな過酷な人生だけが、本当に人の生き方なのでしょうか?

10万時間の労働

大学を卒業後、22歳で入社し、60歳で定年を迎える平均的な人の生涯労働時間を考えてみましょう。1日8時間労働し、通勤に2時間かかる。休日を除いて年間の労働日数は250日とします。すると、10時間×250日×38年=95,000時間。休日出勤や残業は省いた数字で、これです。より厳しい労働条件におかれている人ならば、あるいは倍近くにまで膨れ上がるかもしれません。

約10万時間を労働に奪われる…しかも、すべての人が自分の望む仕事に就いているわけではありません。職の選択に失敗すれば、およそ40年近い間、会社の奴隷としてこき使われることになります。


嫌なことは避けて通れないけど…

もちろん、人間は誰しも自分の希望することだけを選べるわけではありません。たとえば作家になりたいと思い、幸運にもその夢を叶えた人だって、たまには意に染まない仕事をこなさなければならないこともあります。しかし、「大学卒業→就職」というレールに簡単に乗ってしまった人よりは、ずっと嫌なことをする回数も時間も少なくて済むでしょう。

フリーターやニートの人たちは、そういう意味では非常に「戦略的」とも言えるのかもしれません。用意された道に何の疑問もなく易々と乗ってしまう人に比べて、よほど注意深く、クレバーです。もちろん、中にも何も考えていない人もいるかもしれません。しかし自覚している、していないとを問わず、彼らは大きな職業選択の自由を得ています。

低空飛行でもいいじゃないか

ひと月に20万以上稼げるフリーランスの人たちは決して多くはないでしょう。誰もが「明日は食えないかもしれない」という不安を抱えて生きているはずです。しかし、それは会社に入っていても同じ。どんな企業も、いつダメになるかはわからない時代です。


低空飛行でも生活を維持し、嫌なことを徹底的に避けて、自分の好きなことだけをやり続ける人たち。また、10万時間の労働を強制される人たち…どちらが幸福でしょうか?