ニート・フリーターでもどうにかなる人生

フリーターのタイプ

フリーターってどんなタイプがいるの?

フリーターになる理由は人それぞれですが、一定の類型に当てはめることもできます。自ら選んだ人もいれば、やむを得ず選ばざるを得なかった人、特に何も選んでいない人などに分類されます。



特に何も考えずにフリーターになった人たち ~モラトリアム型

ひとつの典型的なパターンはモラトリアム型です。「特にやりたいことが見つからない」「今は就職しないでじっくりと考えたい」などの理由から、正社員としての就業を先送りしてフリーターになってしまった人たちです。フリーターを選択したのではなく、やむを得ず選んだわけでもありません。どちらかといえば、何も選ばないでいたら、いつの間にかなっていたというタイプです。

高校や大学を卒業したものの、就職活動をしないでアルバイトで暮らしていたり、一度は就職したものの、転職先を考えることなく退職してしまった人たちです。アルバイトをしているのは、お金がないからで、何か特別な目標があるわけではないケースがほとんど。親が金持ちなら「ニートになりたい」と考えている人が少なくありません。無目的型フリーターと言えるでしょう。

やむを得ずフリーターになった人たち ~やむを得ず型

正社員として働きたいと考えているけれど、チャンスに恵まれずにフリーターをしている人たちです。本人の希望ではなく「一時的」なものとしてとらえています。大学などへの進学を考えていて、そのための学費稼ぎとしてフリーターをしている人もいます。また、家族などの病気や家業の倒産などが原因で、フリーターになったという人もいます。

現状に満足しておらず、一刻も早く「フリーター」から脱出したいと願っている人たちです。アルバイトをしながら、就職試験を受け続けている人も少なくありません。

夢を追うためにフリーターになっている人たち ~夢追い型

バンドとして成功したいとか、俳優として活躍したいなどの芸能関係・タレントなどになるために一時的にフリーターをしてしのいでいるなど、夢を追いかけてフリーターをしている人たちです。ケーキ職人や、脚本家など自分の才能や技術でいずれは身を立てられることを目標にしながら、フリーターをしている人もいます。

「やりたいこと」ははっきりしていて、正社員という枠の中ではそれが実現できないと考えています。夢の実現のために、まったく別種の仕事をしている人もあれば、就きたい仕事の入り口として働いているケースもあります。「夢」としては、人から注目される種類の職業が多く、歌手、バンド、テレビタレント、俳優などの芸能関係です。人に褒められたいという欲求や、お金持ちになりたいという欲求が極めて強い人も少なくありません。

一方で、「美味しいケーキを作りたい」など、地味な職人を目指す人もいて、「夢追い型」は両極端な人がいると言えるでしょう。

フリーターには、3つのタイプがいます。もともとのフリーターは、「夢追い型」が多かったのですが、現在では「モラトリアム型」が圧倒的に多く、何となくフリーターにとどまってしまっているようです。