ニート・フリーターでもどうにかなる人生

脱フリーターのためには、「数多く当たる」ことが大切

フリーターはやめられるのか?

フリーターは自由で気ままな仕事です。ある程度、自分の裁量で仕事の量をコントロールすることができますし、重たい責任を負う必要がないので、ストレスもそれほど抱えることもありません。ただ、収入面ではとても厳しいという現実があります。年収が100万円、150万円というレベルの人が多く、それ以上稼ごうとしてもなかなか難しい実態です。

中には、正社員とあまり変わらないほどの仕事をしているアルバイトもいて、そういう人の中には、フリーターとして働き続けることに虚しさを覚える人もいます。格差や差別感を意識し始めると、「脱フリーター」を目指すようになる人も少なくありませんが、実際にフリーターが次のステップに這い上がるのは、非常に厳しいのが現実です。



中途採用の実態

以前に比べて中途採用を行う企業はかなり増えました。ほとんどの企業が中途採用を実施しており、その意味では、門戸は広くなったと言えるでしょう。しかし、採用の基準はフリーターにとってかなり厳しいものです。

まず、年齢については、どこの会社も必ず制限をもっています。募集要項には「年齢不問」となっていても、実際には想定している年齢範囲があり、それを超えている人が採用される可能性はかなり低いと言えるでしょう。20代であれば「年齢制限」にひっかかることは少ないですが、30才以上になるとかなり難しくなります。40代以上でフリーターの場合、特殊な職種以外ではまず無理だと言えます。

採用ルートとしては、第三者の紹介、求人広告、ハローワークが主なものですが、特に第三者の紹介によるものが大きなウェイトを占めています。

採用時に重視する項目としては、「経験」が第一になります。フリーターの場合、単純な労働しか経験したことのない人も多く、「経験」面が評価されることが少ないため、応募した場合にかなり不利になってしまいます。

資格取得はあまり効果がありません

しばしば、就職のために「資格を取るとよい」と言われますが、実際には資格をとっただけでは有利になることはあまりありません。中途採用の場合には、実務能力が必要となりますので、資格を業務に使った経験がないと「即戦力」とはみなされないからです。実際に、資格を取得して採用面接に臨んだフリーターの多くが、失敗しています。

何が必要なのか?

フリーターが正社員になるために、一番必要なのは「運とタイミング」といえるでしょう。フリーター経験しかない人が正社員の面接を受けたときには、「職務能力」はほとんど評価されません。「人物面」が重視されるため、面接官とフィーリングが合うかどうかなど、偶然要素がかなり大きく左右します。また、会社側に戦力的なゆとりがあり、「初心者が入社してもカバーできる」というような状態がある場合には、性格面が重視されて採用されるケースもあります。

運とタイミングを手に入れるためには、「数多く当たる」ことが大切です。脱フリーターのためには、チャレンジするしかない、ということになるでしょう。